オモリグエギカラー考察
エギカラーの違い
いよいよイカメタル、オモリグシーズンも本番を迎えていますが、オモリグエギのカラーセレクトについて開発者目線で解説したいと思います。エリアによって、パラシュートアンカーで流す釣り方、アンカーで固定する釣り方、水深もいろいろ、集魚灯の種類、集魚灯の明るさの違いなど、様々な条件の違いがありますが、そういった条件の違いでエギの見え方も変わってきますので、エギカラーローテーションの参考になれば幸いです。
カラーの重要性
オモリグが流行り始めて、徐々に人気が出てきた「ブラックカラー」。以前は、発光するカラーが圧倒的人気でブラックは、ほとんど使われていませんでした。
しかし、マジックで黒く塗ったほうが釣れるとの話があり、実釣でテストしてみると、一定の条件では確かによく釣れるとのことで2019年にモンローエギ夜焚きチューンに新色として追加しました。
あれから約5年ほどたち、その一定の条件とカラーの違いによる釣れ方の違いの関係性が、少しずつわかってきたように思います。考えるべきは3種類のカラーの違いです。
シルエット系
発光はしないが、シルエットが強く出るカラー。
・フルブラック・レッドベースブルー・グリーンベースパープル
グロー系
グロー発光カラーは、暗い水中ではイカを寄せる力がある。発光カラーの違いにより、イカの反応も変わってくる。
・フルグローホワイト・イエローグローグリーン・フルピンクグロー・オレンジグローレッド・レッドベースイエローグロー・フルブルーグロー
フラッシング系
船のライトがエギにあたることで反射し、フラッシングでイカを誘うカラー。
・リアルベイトブルー・レッドシャイン・ブルーシャイン・グリーンシャイン
3種類をどう使い分けるのか
上記で「シルエット系」「グロー系」「フラッシング系」と大きく3種類にわけましたが、それぞれの特徴から考えると
【シルエット系】上を意識した個体狙い、山陰キャストのオモリグに有効。
【グロー系】様々な状況下で対応。底べったりの時は特に有効。
【フラッシング系】海面~水深30m前後のイワシ系ベイト付きに有効。
同じ系統のカラーであっても、色の濃さの違いや、フラッシングの強さの違い、発光カラーの違いによってイカの反応も変わってくるので、3つの違いを意識しつつローテーションのカラーを選んでいただければ、その日の答えが見つかるかなと思います。
今後のカラー展開
REVOLTで過去販売したカラーの中で、再販希望の要望をたくさん頂いています。そこで、シーズン後半にぜひ使っていただきたいという思いから、今回8月に5色をモンローエギ夜焚きチューンに追加、一般発売が正式決定しました!釣具店様にも並びます。
今回の新色は、【シルエット+グロー】【フラッシング+グロー】の組み合わせ、またパープル系のカラー要望も多く今回採用しています。
発売となりましたらぜひお試しください。