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ジェットチェイサー2.5号2.6号
調整が進む小型TRエギ 昨年から調整が続いている小型TRエギ。今年の元旦にデイブレイク2.7号25gとしてREVOLTにて少量販売しましたが、ご購入頂いた方々からのご意見や関係者からの意見をもとに現在も調整→試作→実釣テストが続いています。 6月末に開催された北陸フィッシングフェスタでサンプル展示していましたが、そこでも多かったご意見が、「もう少し軽くていい」ということ。エリアによっては9月頃からティップランスタートし、水深も10~20mからとのことで現在、ヘッドを小さく軽くし、調整が続いています。 7月中旬のテスト釣行では2.6号22gがベストマッチ。短時間でよく釣れました。水深は15~20m。2.6号23gは水キレの良さを考えヘッド形状を設計しています。 2.7号は、一部のメーカーさんのキャップシンカーがうまくはまらなかったのですが、この2.6号は3.3号と同様、様々なメーカーさんのシンカー装着可能です。 写真左から2.5号19g、真ん中2.6号22g、右2.7号25g。すべてヘッド形状が違います。特に2.5号は、あえて面を作っています。 これは、水深が浅い10~20mの場合、風があまり吹いてなくて、船が流れないといった状況の際に、少しキャストして狙うことや、潮の流れを受けやすいように、あえて面を作っています。 当然、様々なメーカーさんのキャップシンカー装着できるように調整しました。 この1杯は、エギの動きを確認していたところ、猛チェイスしてきて海面で抱いてきた1杯。エギを止めてるだけでは抱かず、水平移動させイカから逃げるような動きをさせたところ、即抱き。 アクション後の水平移動はティップランの動きそのもの。ティップランが釣れる理由はこの動きなんだと再認識。 2.5号2.6号はデイブレイク改め「ジェットチェイサー」と命名。跳ねる動きはまさにジェット。動きも釣果もバッチリの為、現在どのような方法で販売するか、数量はどうするのか工場側と調整しています。 9月上旬のREVOLT販売を目標に進めていきます。販売に関する案内は、今後公式LINEを中心に行います。 ←開発ブログに戻る
ニボッシーとは
ニボシを巻いてイカを釣る この夏のオモリグやイカメタルを楽しむための新たな選択肢『ニボッシー™』の登場です。ご家庭の台所に常備されている『煮干し』を活用した全く新しい釣り方『ニボッシング™』をイカ釣り大好きのキーストンが提案します。このキーストンらしいユニークなアプローチにより、『煮干し』の自然な形と香りと肌触りでケンサキイカを効果的に誘います。 6月末より順次出荷開始予定。 公式サイト詳細 → https://keystonebrand.jp/7e8/niboshi/ エサ巻き2.5号 ご要望を以前より多くいただいていたエサ巻きエギ2.5号サイズ。エサ巻きエギは、エサを巻いた状態でバランス調整しなければいけに為、浮力の少ない2.5号サイズでは調整が難航してました。 そこで通常のメインとなるエサのキビナゴをニボシに変更し調整すると、ベストバランスを実現。 ニボシを使う利点として、ベストなバランスだけれではなく、キビナゴや鳥のササミと比べ手軽に用意出来るという点もGOOD。 ニボシの効果は? ニボシをエサに使うという発想は盲点でした。船の集魚灯に寄ってくる小魚はイワシ類が多く、イカも常日頃から食べ慣れているエサなので違和感は少ないはず。 ただ、そのまま使うとワイヤーを巻きにくいので、釣行前夜にでもお湯をかけ1~2時間くらいつけて頂ければ、水分を吸って巻きやすくなります。 テスト釣行では、エサ側を抱いてきていることも多く、キビナゴ等のエサとあまりかわらない効果ではと感じています。 他のエサを巻いてもOK キビナゴや、魚の切り身を巻いても問題ありません。キビナゴを巻く場合は、少し大きいので頭をカットして乗せて頂いて大丈夫です。 その他、鳥のササミや魚の切り身を乗せる場合は、あまり大きくならないように切ってお使いください。乗せ過ぎるとバランスが悪くなりますのでご注意ください。 サイズ比較 早福型シリーズには、4.0号サイズのM号、邪道編3.5号、3.0号がありますが今回は、最小サイズの2.5号になります。 写真を見て頂ければわかると思いますが、船からの縦の釣りに合わせた設計の早福型M号に対し、邪道編はショアからのキャストの釣りに合わせた形状となっています。 今回のニボッシーは、船からの縦の釣りとキャストの横の釣りどちらにも対応できるよう形状を変えています。 傘針の種類と角度 背中にエサを乗せるエサ巻きエギは、エサ目掛けて抱きに来たイカをしっかり針掛かりさせる為、傘針の角度にこだわりをもって設計、開発しています。 今回のニボッシーは、傘針が少し上に向いているのが分かるかと思います。これは船からの縦の釣りに合わせて角度調整している為です。 邪道編はキャストの釣りの為、よくアオリイカも抱いてきますので、懐の深いKS06号針を。早福型M号とニボッシーはケンサキイカ、ヤリイカにベストなKSヤリイカ針を採用しています。 発売時期 発売時期について多くお問い合わせ頂いておりますが、ご注文頂いております釣具店様へは6月末頃より順次出荷となります。公式オンラインストアでも、販売の準備が出来次第6月末頃より販売開始の予定です。 オモリグのエギとして、イカメタルのドロッパーとして、ショアからの冬のヤリイカ釣りにぜひお試しください。 ←コラムに戻る
エギシャープα4.3号
エギシャープ4.3号 2015年より開発が進んでいたエギシャープ4.3号がついに発売間近となりました。現時点では4.3号V0+を3月下旬に、4.3号V1を4月に出荷開始の予定。たくさん作れるサイズではないので、しばらくの間は品切れになることが予想されますので、ご予約販売になるかもしれません。 【4.3号V0+(23g)】 ボディの浮力とシンカーの重量の調整が比較的うまくいき、まずはV0+を3月下旬に発売開始になる。4.3号クラスで23gは驚異的な軽さだろう。 沈下速度はV0+なので5~7秒/1mとなっているが、3.5号3.8号と比較すると、重量が重いので着水時は若干勢いがついてるので少し早く沈下します。 【4.3号V1 (24g)】 当初V1タイプから発売を予定していたが、ボディ浮力とシンカー重量の調整が難航し、開発が遅れていたV1タイプも納得いく調整が出来、こちらは4月の発売を予定している。 沈下速度はV1(3~4秒/1m)。 こちらは開発当初2015年の鹿児島県での釣果写真。この段階では、ボディも太く、シンカーも重かったので総重量28gくらいあった。磯場での釣行の際、海面のウネリ、潮の流れが複雑で3.5号、3.8号では水中でエギを安定させるのが難しい状況も多々あり、そういった場面では活躍してくれていた。 しばらく開発がストップしていたが、2022年頃から再調整を開始し、こちらの写真は2023年沖縄でフィールドテスター金城氏が釣り上げた3kgアップと2.5kg。夜間で足場の高い磯場では4.3号の安定性は武器になる。 フィールドサポーター原田氏3.98kg この投稿をInstagramで見る 原田竜百(@oki.nawa.098)がシェアした投稿 フィールドサポーター玉城氏は2.1kg この投稿をInstagramで見る Tom(@tamashiro_tom)がシェアした投稿 ←開発ブログに戻る
デイブレイク2.7号
デイブレイク3.3号が一般発売となり、たくさんの反響を頂いておりますが、今回は開発途中のデイブレイク2.7号をご紹介したいと思います。 昨年、REVOLTにてデイブレイク3.3号を発売した際に、『3号より小さい号数が欲しい』『3.3号の35gよりも軽いモノが欲しい』といった声を多くいただき、始動したのがこのデイブレイク2.7号です。 テスト段階での使用感の差 デイブレイク3.3号は35g。2.7号は25g。 号数を小さくするにあたり、ヘッドの形状も3.3号とは違うものになっています。 3.3号よりもシャクリ抵抗が軽く、大きく跳ね上がり、鋭く動くという印象。特にこの『3.3号より大きく跳ね上がる』という部分に関しては、既存の3.3号とは違ったアピールができ、秋のシーズンのみならず、冬、春と様々なシチュエーションで使える大きな武器になると実感しています。 デイブレイク3.3号のコンセプトはそのままに仮面シンカーを装着した際に、デイブレイク2.7号は3号ほどの大きさとなります。 現時点での2.7号プロト(Ver.0012)の問題点は仮面シンカーを装着した際に、ヘッド下部と仮面シンカーの間に隙間ができてしまうこと、ボディと仮面シンカーが干渉してしまう事が挙げられますが、現在は改良版の金型生産中。更なる改良を重ね、テストをし、ある程度の目途が立てばREVOLTにて発売し、皆様へお試しいただこうと計画しています。 REVOLTでの販売に関しましては、詳細決まり次第公式LINEにてご案内します。 AZUMA
ドリップベイト90発売決定!
8月中旬頃発売開始 開発が進んでいたドリップベイト90。ようやく納得できるバランスに仕上がり、一般発売することが決定。前回のブログでは一旦REVOLTブランドで発売・・・と書いていましたが、量産体制がすでに整っており、また小売店様からのお問い合わせも多くなってきているため、一般発売することになりました。 現時点では8月中旬頃の発売を予定しております。カラーに関しては、モンロー夜焚きで実績のあるカラーと、今回新たに採用したカラーを組み合わせて、合計8色の予定です。詳細に関しましては、今後随時各SNS等でご案内致します。 ・モンロー夜焚きとの比較 よりシルエットをベイトに近づけたいとの思いから、極限までボディを細くしている。写真の一番上はモンロー夜焚き2.5号、真ん中がドリップベイト90、一番下が少し小さめのキビナゴ。潮受けの良さは圧倒的にモンロー夜焚き。一方ドリップベイトは、船のライトに集まってきたイワシやキビナゴ系を追って浮いてきた場合におすすめ。 ・モンロー夜焚き→4~5秒/1m ・ドリップベイト90→5~6秒/1m ・群れから外れたベイトをイメージ イカは、あまりベイトの群れの中に突進して捕食しようとしない。群れの中で弱った個体や、外れた個体を捕食することが多いため、よりベイトに近いシルエットや動きを演出するよう設計。 初回は合計8色の予定だが、来年以降追加カラーもリリース予定。 ・釣れる棚の違いによる食性の違い 様々な状況下でテストしてきて感じたことがある。「底付近では潮受けの良いエギの釣果が良い」ということ。底付近ではドリップベイトより、モンロー夜焚きが釣果が良いことが多いと感じている。おそらく底付近は、あまり活性が高くない個体が多いことと、小魚だけではなくエビ等の甲殻類も捕食ターゲットになっており、そのあたりがエギの違いによる釣果の差に関係しているのだろうと感じている。 また、エサ巻きを使用した際に、底付近ではエサをボロボロにされることが少ないが、中層で掛けるとエサがボロボロになっていることが多い。この違いは中層では、活性の高いイカが小魚を捕食しに浮いてきていることの表れだろう。釣れる棚の違いによる食性の違いは今後更にデータ集めをしたいと思う。 ・ギリギリまで調整した沈下速度と角度 当初はより遅くしたほうがいいのではないかと考えていた。1m沈下速度10秒以上。この場合、イカメタルのドロッパーとしての使用は、抜群であったがオモリグでの使用は、あまりいいと言えなかった。沈下速度が遅すぎると、潮に負けてしまい泳ぎが不安定で、アタリも出にくい。最終的には1mの沈下を5~6秒で調整。また、沈下角度を前傾姿勢から水平に近い状態へ調整。この結果、イメージ通りの群れから外れたベイトを演出し、アタリも出やすく釣果も申し分なしとなった。 発売後は、さまざまな条件でお試しいただければと思います。オモリグやイカメタルのドロッパーの1つの選択肢としてご使用いただければありがたく思います。 ←開発ブログに戻る