冬のショアエギング
長崎県西海市 冬のショアエギングに行って参りました。
今年は暖冬もあって海水温の落ち方は少し緩く、アオリイカの釣果も昨年より調子が良いようでよく耳にします。
この時期は海水温が一番大切になります。探すポイントとしてはまずは海水温が高いこと、出来れば16℃以上が望ましいです。16℃を下回る場合は水温が安定していることが大切です。上げ、下げで大きく水温が変わるような場合は芳しくない事もあります。意外なワンドの奥など、水温が安定していればイカが溜まっていることもあります。
前週に下の写真の1300gを釣ったのですが、その時は潮がよく流れるポイントでヒットしたのはボトムすれすれ、底べったりに居ました。アタリも小さく反応も鈍かったので今回はワンドが絡む、潮がゆっくりと当たりベイトが絡むポイントを選択しました。
エギシャープ3.8号V2 レッドブラックベースパープルで底べったりで喰ってきたイカ。
朝マヅメ、薄暗い時間帯から釣り場に入り本命ポイントまで歩きながらキャストを繰り返し場所移動。V1、V0+とこまめにエギを変えながら、底、中層と丁寧に探ります。
ベイトは確認できますがイカの反応か芳しくなく、追尾してくる個体もエギと同等のサイズでした。
次第に風も強くなり、風の影響を受けにくい湾奥へ。普段なら素通りするような小さなワンドの中心にキャスト。着底後に3シャクリ入れてフリーフォール。風が巻いているので無理にテンションを張らずに出来る限りナチュラルにフォールさせます。するとフォール中に一瞬止まったラインがスーっと入っていく。アワセを入れるとそこそこサイズ。
ヒットエギは「エギシャープ3.8号V1リアルホロゴールドオリーブ」
1450g。この時期では良型サイズ。リアルホロゴールドオリーブはこの時期、低水温でも信頼のおけるカラーで安定的な釣果を今までも上げてきています。信頼するカラーの一つです。
一通り写真を撮った後に、また同じ場所へキャスト。同じように誘いを入れると今度は激しく持っていくアタリが。
上がってきたのは1700gの良型アオリイカ。これも同じく「エギシャープ3.8号V1リアルホロゴールドオリーブ」
激しく持って行くアタリの時は海中に他のアオリがいる可能性も。写真を撮ったあとにすぐにキャスト。同じく誘うと今度はそっと触るような優しいアタリが。
この日一番の引き。丁寧に寄せてくると1920gの2キロまでもう少しといった良型アオリイカ。
3投3杯。それも良型のアオリイカばかり。水温の安定したポイント。湾奥の普段は素通りするようなポイントに良型アオリが溜まっていました。これから水温が高くなっていくとアオリイカの付き場もどんどん変わっていきます。様々な状況に応じて、適したポイントを選ぶことが良型への最短の道だと思います。
春イカシーズン、間もなく開幕です!
使用タックル
ロッド:ダイワ STOIST AGS 80LM SMT
リール:ダイワ イグジストLT2500
ライン:サンライン ソルティメイト PE EGI ULT HS8 PE0.5号240m
リーダー:サンライン EGI Leader FC HARD 2.0号
エギ: キーストン エギシャープ
written by Hayaken